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Monthly Archives: 10月 2022

さて、最近話題になっているマイナンバーカードについて

司法書士が業務を行う場合に、どのような問題点が想定されるかを検討したいと思う。

前回、趣味全開の記事を書いたのに、こんな記事を書いて、お前の精神状態おかしいよと思われないか心配だが

私は元気です。

 

前提として、話題に挙がっている、健康保険証・運転免許証の機能がマイナンバーカードに統合され

マイナンバーカードの外見的要素・様式は変わらないものとする。

すなわち、総務省のマイナンバーカードの説明にあるとおり (参照 https://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/03.html

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 性別
  • 顔写真
  • 電子証明書の有効期限の記載欄
  • セキュリティコード
  • サインパネル領域(券面の情報に修正が生じた場合、その新しい情報を記載(引越した際の新住所など))
  • 臓器提供意思表示欄

以上が統合された後も継続すると仮定する。

 

① 不動産登記手続き等における本人確認において

恐らく司法書士が、身近にマイナンバーカード等の本人確認書類に触れる機会があるのは、不動産取引における本人確認手続きであると考えられる。但し、不動産取引にかかわらず、依頼者から業務を受任する際には、最低限の本人確認を行うのが望ましいとも考えられるため、不動産登記手続き等として考察するものである。いずれにせよ、司法書士が行うべき本人確認とは、目の前にいる人物が、提出された本人確認書類に記載されている人物かを検討する作業である。この作業には、当該本人確認書類が、有効なものかという検証も含まれていると解される。そして、司法書士は、本人確認書類に記載された事項、例えば住所や顔写真を元に、本人であるか否かを断定していくことになる。なお、本人確認書類とは、運転免許証等一種の身分証として機能する物を指しており、主として、公的機関が発行する顔写真のあるものを一号、無いものを二号として考え、本人確認にあたっては、一号なら一点、二号なら二点確認すれば足りると考えられている。

 

さて、当職の経験上、本人確認書類で最も使用される傾向が高いのは、運転免許証であるといえる。これは、恐らく、日本国民の多くが20歳前後には運転免許を取得しており、公道を走行するにあたっては、運転免許証の携帯を義務付けており、基本的に、所持していないということがないため、多くの国民の財布などに同封されていると考えられるためである。また、前述の一号の本人確認書類に該当するため、他の書類を求める必要がないなど、司法書士の立場からも提出を求めやすいという事情がある。

以上の観点から、司法書士は運転免許証の提示を求めてきた訳であるが、今後、マイナンバーカードと統合された場合、運転免許証の代わりに、マイナンバーカードの提示を求めることになると考えられる。しかしながら、運転免許証の記載事項は

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 顔写真
  • 免許証交付日及び有効期限
  • 免許の条件等
  • 運転免許番号
  • 免許の種類

等となっており、マイナンバーカードと相違する。このことから、司法書士の本人確認業務に影響があるか以下に検討する。

 

前述のとおり、マイナンバーカードと運転免許証の記載事項には相違があるが、これが本人確認業務に影響するか、結論を先に出せば、特段大きな影響はないと考えられる。

まず、司法書士が運転免許証の記載事項で確認をするのは、住所・氏名・生年月日・有効期限の四点であり、この記載事項はマイナンバーカードにも記載がある。また、運転免許証の他の記載事項は、本人確認をより正確に行うための補完要素だと推察する。例えば、運転免許証には大型二輪の許可がないにもかかわらず、大型二輪で来所している場合には、その人物に疑義が生じるという具合である。また、運転免許番号については、その番号に意義があるとされているが、その詳細を把握している司法書士も決して多くは無いと考えられるため、司法書士の主たる確認事項ではないと考えられる。また、マイナンバーカードに搭載してあるチップを利用して、本人確認を行う機器が登場しているため、業務の為に携帯する司法書士が多くなれば、本人確認を行う司法書士の一助になる可能性はある。(もっとも、成りすましの可能性があるため、本人確認の業務自体は無くなることはないだろう。)

しかしながら、運転免許証と異なり、マイナンバーカードの有効期限は、場合によっては10年となっており、発行された日時と本人確認の日時の差異によっては、妥当な本人確認ができない可能性がある。また、運転免許番号についても、正確に把握していれば、十分に本人確認に利用できるものであるため、確認をできる機器を所持していない場合は、本人確認の精度が低下する可能性がある。

 

② 後見業務への影響について

当職が、司法書士の業務に強く影響が出ると考えるのは、登記手続きよりも、むしろ後見業務にあると考える。司法書士が成年後見人等に就任した場合、原則として本人の本人確認書類等を管理することになり、病院や各種手続きに本人確認書類等を提出することになる。以下にその影響を検討する。

 

A 本人がマイナンバーカードを所持していない場合

現在就任している後見業務について、マイナンバーカードの統合がなされたとき、紙の健康保険証を存続させない方針を政府が採用したとする。その場合、後見人は、本人の為に、健康保険証に代わるマイナンバーカードの発行手続きを行う必要性が生じることになる。そして、発行にあたって、本人の顔写真の提供をすることになるが、本人が内心許諾しているか判然としないにも関わらず、後見人が写真を撮影し、その写真を提供することに法的に問題はないのか、また、病院で寝たきりの場合、背景が写ることになる。また、医療器具が顔付近に写る可能性もあるため、これらの場合でも発行ができるのか、疑問が生ずる。

上記の発行手続きまでの問題点が解決しても、健康保険証と異なり、即時発行がされないとすると、後見業務に影響を及ぼしかねない。例えば、後見業務の主たる業務の一つに、本人の財産の管理と調査があるが、金融機関によっては、本人の本人確認書類がなければ、調査が認められない場合がある。そもそも、本人の本人確認書類が一切存在しない場合、審判書・確定証明書・本人の住民票で本人確認が認められないとすれば、マイナンバーカードの発行が出来ないことになる。

 

B 本人がマイナンバーカードを所持している場合

本人がマイナンバーカードを所持している場合でも、マイナンバーカードの更新に際して、前述の写真提供の問題は発生しうる。また、更新の手続きを後見人が行えるのか、という問題も生じうる。現在のところ、マイナンバーカードの更新を行った後見人の話を聞いたことがないため、具体的な問題点は想定できないが、本人確認書類の統合が進めば、更新の為に提出しうる本人確認書類が減少することが考えられる。

 

③ まとめ

マイナンバーカードの統合によって、後見業務に影響が出る可能性があることは前述したとおりであるが、前述の問題点が解決されうるのであれば、健康保険証だけでなく、介護保険証の機能も統合して頂きたいところである。もっとも、この場合、本人の要介護度などをすぐに確認できる書式にして頂きたい為、現状のマイナンバーカードで統合されても不便になる可能性が考えられる。思うに、個人番号の制度自体、曖昧なまま始まった制度なので、あいまいな存在に、機能を詰め込んでも、問題が発生することは目に見えている。そのため、安易な統合で、現場を混乱させるようなことがなければ幸いである。因みに、私の提案するマイナンバーカードの様式としては、①顔写真を廃止すること②マイナンバーカードについては、スキャン・コピーの際にのみ視認できるように加工すること③有効期限を10年に固定というのを挙げておく。①については乳児でも発行できるようにするための処置である。②については、基本的に個人番号の提出先は役所・病院等が挙げられると想定して、通常の状態で視認できなくても、問題はないと考えている。③顔写真を廃止したことにより、10年としても特に問題はないと考える。また、電子証明のみ期間が異なることについて合理的な理由が考えられないため、同じく10年としたが、そもそも期間の必要性も考える必要があると思われる。このマイナンバーカード使用方法は他の書類の統合を考えずに、各種申請手続きに添付して使用することを想定する。例えば、補助金申請、医療費控除の補助的存在と考え、通常の添付書類と併せて添付することにより、確定申告などの手続きの際に自動的に計上される等のメリットを提供する。そもそもの問題点としては、マイナンバーカードの使用場面がないため、その使用場面を増加させることにより、先に国民にその有用性を確認してもらうことが望ましいと考えている。

 

以上、もうちょっとまともな制度になって欲しいと考える今日この頃 適当に書いたので誤字脱字はご容赦を。

 

:10月25日追記

マイナンバーが利用できない人には、別の新制度で対応するとの報道がありました。

もう、紙の保険証で良くないですかね?

とりあえず、両方併存させて、マイナンバーカードの利便性を高めれば、その内、国民の利用度も高まると思いますし

そのほうが反発が少なかったのではないかと思う今日この頃

さて前回は勢い余って品位保持に関わる投稿をしましたが

色々吹っ切れたので、個人的にハマったゲームでも布教しようと思います。

というのは建前で、「忙しい私に代わって、このゲームにのめり込む方が増えて、ゲームのwikiでも作られたら良いな」とか考えてます。

 

さて、第一回の紹介タイトルは「Terra Invicta」

現代の世界にエイリアンがやってきたらどうなるか?というのを体験できるシミュレーションゲームである。

有名タイトルで言えば、XCOMの世界とStellarisの世界の間の世界といったところ。

ゲームのメイン画面

 

さすがにStellarisほど大量の星系を管理するわけではないが、太陽系の小惑星を含めて300以上の拠点をもとに

自らの派閥の目的を目指していくというのが大まかな流れとなる。

地球のヨーロッパ周辺

 

あくまで現代を舞台に制作されたゲームなので、最初から冥王星に行くことはできない

そのため自派閥の支援者になってくれる国家を味方につけて派閥を強めていくのも重要となる。

画面のヨーロッパがほぼ一色になっているのは、私がユーラシア連邦(元ロシア)を利用した結果である。

育てれば暗殺も華麗に決めてくれる。

 

ゲームとしては、HOI4等に類似しており、ゲームの進行のボタンを押せば、リアルタイムでゲームが進行する。

(因みに、通常の速度だと、次の命令を出すまでに一週間待つことになるため要注意)

但し、命令は月初めと中旬に出すことになるため、命令のミスは致命的な失敗につながりかねない。

命令を出す相手は、「評議員」であり自派閥の幹部といったところ。

この評議員は極めて重要な存在で、プレイヤーは彼らに命令を下して国家の支配・宣伝・暗殺などの多様な任務に就かせることができる。

このゲームは、評議員をまとめ上げ、国家を支配し、資源をかき集めて、太陽系を開発していく。そして、研究を推し進めてゴールを目指すとったものであり

ド派手な戦闘や美麗なグラフィックはないが、この手のゲームが好きな人にはトコトン刺さって、あなたの時間を奪うだろう。

 

 

 

とまぁ、真面目な説明は他のゲーム記事に任せるとして

プレイの感想やゲームのまとめでも述べておこうと思う。

因みに、私はレジスタンスしかやっていませんが、このゲームの作者はXCOM大好きだなというのは伝わってきます。

先ほどの評議員の画面を見て、「これは・・・!!」と気づいた方

貴方はコマンダーですね。

XCOM2のプレイ画面 こちらも確率で行動が変化する仕様である。

Terra InvictaもXCOMも基本的には行動の成否判定が行われるが、同じように確率が表示される仕様となっている。

因みに、オープニング後の最初の会話は、「ごきげんようコマンダー」となっており、正しくレジスタンス気分を味わえる。

レジスタンスの目標 エイリアンの技術を学ぶものもある。

 

私の個人的感想として、XCOM2のコマンダー経験者は、是非ともレジスタンスで遊んでみて欲しい

目標の中に、エイリアンを捕獲というものもあり、これが成功したときは、スカルジャックをぶっさしてやったときの感覚が蘇るだろう。

設定なども作り込まれていて、コマンダーなら思わずニヤリとする場面もあるだろう。

 

 

さて、何回かこのゲームをやり直した結論としては

初手アメリカが正義だろうなと思う。但し、アメリカを取るまでに時間がかかるので、近隣のカナダを取って、アメリカを取るまでのつなぎにしたほうが良いかもしれない。

但し、アメリカ様の科学力と軍事力があれば世界征服なんて余裕と思って他国に戦争してもほとんど意味はない。

このゲーム請求権のない国家が他国を占領しても、自派閥への政権交代が起こるだけで、限られたCP(国家をコントロールするポイント)を浪費することになる。

ということで、請求権を持っている国を取りたいところだが、初期でアメリカが持っている請求権はないため、研究で増やしていく必要がある。

ちなみにこのゲームの研究は、公的な研究枠(他の派閥も協力して行うもの)が3つと、自派閥のみの研究枠が最大で3つ(初期は1つ)があり、

公的な研究枠で一番貢献した派閥が次の研究を選択できるという使用になっている。その為、どの研究を重視するのかが非常に重要になっており、戦略を複雑にしている。

おそらくアメリカでプレイすると、公的研究の二枠と自派閥の研究を平等に設定しても、大体は自派閥が一位になるため、自分の進めたいように進めることが出来ると思う。

 

次に、地球上での戦争について

海軍については、海上交通を行うための道具のような存在なので、基本的には陸上戦力で勝敗が決することになる。

但し、例外として、核保有国が相手の場合、相手は防衛が困難と判断したら、自国に核兵器を使用するという、灰色の男たちも真っ青なベルカ式国防術を実行してくるため

核保有国との戦争は非常に困難になっている。もちろん北朝鮮も例外ではない。

これは、このゲームを非常に複雑にしている要素の一つで、核保有国をどうやって攻略するか、時間をかければ他の派閥と差がつくし、核でドンパチやるのは論外である。

オーソドックスだと思われるやり方では、内乱やクーデターを起こさせるのが一番簡単だと思う。

とりあえず、初手アメリカを実行したら、ロシアで内乱が私の最適解になりつつある。

 

そろそろ宇宙について語れよと言われそうだが

正直語れるほど、このゲームを進めていないのが現状である。但し、開始から10年もたつとエイリアンが本格的に攻撃してくるので

こちらも対応策を考えていかねばならないが、船の装備としては核一択である。とりあえずこれで一隻運が良ければ沈められると思う。

真面目なことをいうと、通常の平気で真正面で戦っても、正直勝てる気がしないのである。

私も最初は戸惑ったが、このゲームで船が動かないのは、推進力が弱いからである。

そのため、最初は自派閥の船は馬鹿正直に相手に突っ込んでいくことになるが、当然相手からは狙い撃ちされるため、初期の兵器では相手に損害を与えることはできないだろう。

というわけで、エネルギーが桁違いの核魚雷を使用すれば、運が良ければこちらが先に命中して勝つこともできるという訳だ。

宇宙開発については、とりあえずさっさと研究を並べておけば、優位に立ち回れるというくらいか、後は電力消費の多いものについては、水星などに並べてしまうのが最適解と思う。

 

ゲームの不満を言うと宇宙周りがかなり手入れをして欲しいというのが正直なところ。

敵がA基地に向かって進行中という連絡を受けて、近くの船から向かってくる船をA基地に向かわせようと思っても、A基地が小惑星にあったら、その小惑星が属する星を探さなければならない。これはやってみないとしんどさが伝わらないが、探すのが結構大変である。

あと、ステーションや基地にはモジュールを設置するのだが、破壊された場合、どのモジュールが付いていたか、確認するのが面倒というのがある。このゲーム結構破壊されることがあるので、その都度確認するのは何とかしてほしいというもの。

 

さて、色々不満を述べたが、本作品はリリースがされたばかり。

色々不具合の調整も行っているようなので、私の不満もいずれは解消されることだろう。

願わくば、日本人プレイヤーが増えて、wikiが作られて、ゆっくり実況とかで作品がフィーチャーされますように・・・。

 

コラムでも書きましたが

本当に営業目的の電話に辟易しています。

特にネット関係で営業をしてくる「〇アライ〇」さん

「営業の電話じゃないんですよ」→「調査をしていまして協力して頂ければ・・・」からの

ただの営業

マジでゴミみたいな営業は止めたほうが良いですよ?

私も営業の経験があるので、自分に全く関係のない会社以外は多少話を聞きますが

それにしてもストーリーが同じすぎて全く面白くないんですよ

ちなみにこの業者は四回くらい着拒にしてます。

 

あと、事務所に電話をしてくる

太陽光・不用品・エコキュート業者等

事務所にかけてこないで下さい。

あと不用品の業者については一般廃棄物収集運搬許可を取得しているか確認しますから

古物商の許可とかで電話をかけてこないで下さいね?

 

とまぁ

今回は最近の愚痴について書かせて頂きました

次回からは楽しいことでも書きたいと思います。

ではまた